先週のThe Daily Show (1/4週-1)

今年の抱負「健康的に過ごす」の具体策として、「1年間に100回ジムに行く」という目標を立てたことはTwitterに書いたのですが、ついでに、ネット・趣味関係の目標を思いつきました。

「1年間でThe Daily Showのセグメントを100個紹介する。」

The Daily Show with Jon Stewart」は週4回、休みの週を除いて1年で40週、合計160回ぐらい放送しています。で、1つのエピソードはインタビューを含めて3セグメント、つまり1年間で480セグメントあるわけです。その中で100セグメント紹介したら、約20%ということになりますね。

去年までは、ひとつのセグメントを紹介するのにえらい時間がかかっていた気がするので...今年は、あんまり背景を完全に調べ上げようとか、完全に訳をつけようとかしないことにしました。

時々は「The Colbert Report」も混ぜると思います。それと、ジョンとスティーブンがお休みの週は、過去のお気に入りクリップを紹介しようかな。

というわけで、第一弾。

去年の年明けはイスラエルのガザ攻撃の件で、非常に気の重いスタートとなったジョンですが、今年は未遂に終わった「下着爆弾魔」テロとプロゴルファーの不倫問題が世間のもっぱらの話題とあって比較的気楽なスタート。そのせいか、いきなり絶好調です。

The Daily Show with Jon Stewart 2010/1/4 Terror 2.0 BY YEMEN

「BY YEMEN」というのがなんで可笑しいかと言うと、アメリカの制汗剤のコマーシャルで「♪BY MENNEN!」という超ポピュラーなのがあるみたいなんですよ。うーん、そういうのって、説明してもらわないとわからない...「コマーシャルや古いテレビ番組のパロディ」は、いくら英語ができてもどーしてもわからない、弱点であります(笑)。

ニュースキャスター:犯人は、特別製の下着の中に爆弾を隠し持っていました。

ジョン・スチュワート:...ということは、もしテロが成功していたとしても、72人の処女はひどくがっかりさせられることになっただろうね。「レディース、お待ちかねの新しい殉教者が来たよ!早速...あれ?...あらら。」※

ニュースキャスター:犯人の父親はナイジェリア人の銀行家ですが、5週間前に息子のことをアメリカ当局に通報していました。

スチュワート:...OK、ぼくも「役に立つ話をもちかけるナイジェリアの銀行家」からの連絡は無視するようにしているけどね。※でも、メールで口座番号を聞いてくるんじゃなくて、直接現れて息子を通報しようとしたとしたら、そりゃ「迷惑メールフォルダ」に入れない方がいいんじゃないの?

ニュースキャスター:犯人はナイジェリアからアムステルダム経由でデトロイトまでの片道切符を現金で購入、荷物は預けませんでした。

スチュワート:今は12月だ!ナイジェリアからデトロイトへ、コートも持たずに行く乗客を怪しいと思わなかった?しかも片道切符だ!何、よりによってデトロイトに、よりよい生活を求めて行ってるとでも思った?デトロイトには仕事がありあまっているという噂でもあるわけ?

早速、「3カメに顔を貸せ」が出ています(笑)。

イスラム教では、殉教者は天国で72人の処女に迎えられることになっている。

※かつて猛威をふるったSPAM詐欺メール「ナイジェリアの王子」のこと。