今日のニュースを聞いて思ったこと

・今週はジョンとスティーブンがお休みでよかった。いや、ジョンは外国の政治家のネタなんかはめったにやらないのですけど、スティーブンは時々、日本のヘンな小ネタを拾ってるからなあ。中川財務大臣の「飲んでいたんですか?」と聞かれた時の言い訳ときたら、まったくスティーブン向きのネタで、お休みなのが良かったような、残念なような...(笑)

・経済の落ち込みが「オイルショック以来」と聞いて、「それじゃ、トイレットペーパー買いだめに行かなきゃ!」とか思った私は一体いくつなんだ(笑)。

それで思い出した。私は以前、洗剤とかを作っている会社に勤めていたことがあるんですが、私が新人の頃のベテラン先輩社員には、オイルショック当時にもう勤めていた人がいました。その人たちの話によると、当時洗剤の品切れが続いて、「値上がりを待って在庫を隠してるんだろう」とか、ずいぶん責められたそうです。

(あ、お若い方には解説が必要か。1974年のオイルショックの時には、石油不足のためにトイレットペーパーや洗剤が値上がりするという噂が流れて、みんなが買いだめに走ったのですよ。私は当時は子供でしたが)

ふつう商品なんてその時に売れる分だけしか作っていないのだから、普段1個しか買わない人がみんなで一斉に2個買ったら品切れになるのは当たり前で、隠しているわけじゃないってことぐらいちょっと考えればわかると思うけど...と、その話を聞いた当時は不思議に思ったものですが。

まあ昔の話だからなー。経済を作っているのは大企業で、消費者(自分たち)の行動が経済を大きく動かしているっていう感覚は、あんまりなかったのかなあ、考えてみれば。

ニュースから思い出した、単なる雑感でした。