ニュースいろいろ

1) アメリカのニュースばっかり取り上げて、日本の政治には興味ないのか、と言われそうなので一応…興味はありますよ。選挙権を得て24年間、国政選挙であろうと市会議員選挙であろうと、無関心から棄権したことは1度もないです。(美容院に行っていたら、パーマあてるのに時間がかかって投票所が閉まっちゃったことはある。あと、県知事選挙で、両方の候補者がとにかく嫌いで嫌いで、どうしても投票する気になれなかったことはある。棄権したのはその2回だけ。)(ちなみに、その嫌いだったうちの当選した方は、後に汚職がばれて辞任しました。私、見る目あったのかな?)

前置きが長くなりましたが、福田さんの辞意表明について。彼に関しては「前任者よりはずっとマシ」程度の好きさ加減だったのですが…

アメリカみたいに1度選んだら4年間好き放題、というのもどうかと思うけど、いくらなんでもころころ変わりすぎだなあ。2年ぐらいはやろうよ。

2) で、アメリカのニュースですが…昨日ちょっと書いたマケインさんの副大統領候補サラ・ペイリン氏ですが、経歴を読んでいたら、なんだかキモチ悪くなってきました。この人って…

ダウン症の子供を育てていると聞いて、とっさに「えらいなあ」と思ったのですが、よく読んでみるとその子供って、生まれたばっかりの赤ちゃんなんじゃないですか。

赤ん坊のいる母親は働くべきじゃないとは絶対思わないし、障害のある子供のいる人が政治の世界に出るのも意義があることだと思いますが…でも、苦労をして育てている中でこれは政治を変えないといけないと思った、と言うんじゃなくて、障害児の母親になった早々に、普通に考えて他の全てを捨てて全力を注がないと勤まらないような地位につこうとし、「ガラスの天井をやぶって、今まで女性がついた中で最も高い地位につくのよ!」と叫んでいるというのは…なんか、人間の感情としてしっくりこないのです。

念のために言っておくけど、これが母親じゃなくて父親でも、まったく同じように感じると思います。

さらに、「キモチ悪い」というのは…あの、この人って妊娠中絶絶対反対派で、子供がダウン症だというのも出産前検査でわかっていたのだけど、あえて産んだそうです。それ自体は、ある意味立派なのかもしれないけど…でも、だったらどうしてよりによってこの時期に、子供と一緒に過ごすことより、政治の世界で高い地位につくことを優先させるのだろう。

まるで、個人としての感情や愛情じゃなくて、何かの主義主張を証明するために産んだような…自分自身がそういう生き方をするだけじゃなくて、全米の女性にそれを押し付ける気満々なんじゃないかという気がするのですね。

まあ、投票できるわけじゃない私がどう感じようが関係ないんですが、アメリカの人はどうなんでしょうねえ。この「しっくりこない」「キモチ悪い」というの、感じるのかなあ…

3) 上の2つにくらべると小さいニュースですが…映画雑誌「ロードショー」が休刊だそうですね。昔は毎月楽しみにしていたもんですが…私もすっかり映画情報はインターネットに頼るようになって、ここ10年ぐらいたまにしか買ってないものなあ。だから言えた筋合いじゃないのですが、ちょっと寂しい。