Sex and the City 8月23日公開…遅い!

Sex and the City」の日本公開日が10月と聞いて、「ええーー、冗談でしょう?またかよ。この映画を、話題になっている時期に公開しないでどうすんの。いい加減にしろよな〜」と思っていたのですが、8月末に変更になったそうで。よかった。

よかったけど、それでもまだ世界各国の中ではとびぬけて遅いんだよね。公開される他の国はすべて6月には公開されているし、韓国なんて5月だよ。ほんとに、こんな、ボージョレー・ヌーボーか初鰹くらいに「旬じゃなきゃ意味がない」映画を、わざわざ3ヶ月遅らせて公開する意味があるのか?

と思ったら、最初の計画では公開は年末だったって?まったく、何考えてんの?

ハリウッド映画の中でも、日本で公開される映画っていうのは実は限られているのだけど…観客動員が見込めないからまったく公開されない、あるいはビデオスルーになる映画っていうのはわかるのよ。嫌だけど、理屈としては理解できる。

でも、だったら公開される映画っていうのは、一応日本でもある程度受けると判断して選ばれた映画なんでしょ?なのに、なんでわざわざ、一番観客の期待が高まっているであろう時期を外して公開すんの?前までは、本国の意図で外国ではある程度待たないと公開「できない」と思っていたのですが…外国と言っても、日本以外の国はすべて本国とあまり変わらない時期に公開されているのよ。日本だけが、いつも飛びぬけて遅い。あ、韓国や台湾も含めての話だから、「文化の違い」云々の言い訳はきかないからね。

参照:Sex and the Cityの各国公開日

DVDでもケーブルテレビでも映画が見られる時代に、なんでわざわざ映画館に行くかっていうと…一部の大作映画なら「大画面の迫力」っていうのもあるけど、ほとんどの場合は…ひとえに「新作だから」なのよ。

例えば「イースタン・プロミス」なんて、アメリカ公開当時は「面白そうだな、見たいな」と思っていたけど…ここまで古くなってしまうと、もはやわざわざ観に行く気が起きない。待たされすぎたのだ。ここまで待ったのだったら、もうレンタルに出るまで待つか、という気になっちゃうのよね。

要はさ…あんたら、やる気ないでしょ??>日本の洋画配給会社