スティーブンとスティーブ(今週のThe Colbert Report)
「The Daily Show」と「The Colbert Report」は、来週からまたも二週間のお休み。つらいわ〜。
さて、先週のThe Colbert Reportのハイライトは、スティーブンとは「The Daily Show」の特派員仲間だったスティーブ・カレルがゲストに来た回でした。
「40歳の童貞男」のヒット以来、すっかり映画スターになったスティーブですが(とはいえ、アメリカのコメディが冷遇されている日本ではイマイチ、マイナーかも)、「The Daily Show」時代はスティーブン・コルベアと「Even Steph/ven」という名物コーナーをやっていたのですよ。
それは、毎回あるテーマでスティーブとスティーブンが討論する...というか、ののしり合うコーナーなのですが。
今回のスティーブのゲスト出演では、それが再現されていて、長年のファンには懐かしくもうれしいインタビューになったのでした。
(私は長年のファンではありませんが、一昨年ファンになった時にサイトのアーカイブを漁って、見られるだけの「Even Steph/ven」は見ているので、やっぱり懐かしかったです
スティーブ:今夜のテーマは、「スティーブンがぼくをインタビューするのは気まずいか?」Yes!
スティーブン:No!
スティーブ:Yeeeeeeeeeeeeees!
スティーブン:No!気まずくなんかないよ!
スティーブ:もちろん、気まずいはずだ。ぼくは前に進んだ。成長したからね。君はずっと同じ、おなじみの顔に囲まれてぬるま湯に浸っているだけだ。
スティーブン:スティーブ、ぼくは君の成功を喜んでいるよ。それどころか、大いに驚いている!君を知っている人は、だれも予想しなかったことだからね!こうやって直接会えてうれしいよ。映画でばかり君を見ていると、君が本当は面白い人、魅力的な人だってことを忘れてしまうからね!とてもうれしいよ!
スティーブ:もちろんうれしいだろうさ!ぼくは、君の番組のいつものゲストとは違うからね!なにしろみんな、ぼくの名前を聞いたことがある!ぼくはインターナショナルな映画スターだ。
スティーブン:そうだね、カナダは「インターナショナル」に入るよね。それに、そう、ぼくのゲストのほとんどは、社会に貢献している人々だ。頭空っぽのハリウッドからきた古い友達と軽口を叩きあうのは、いつもの重要な会話からのいい息抜きだよ。
スティーブ:ありがとう、スティーブン。ぼくにとってもいい息抜きだ。ぼくがテレビに出ると、普段は800万人(※1)の人が見ている。「レポー」に出るのは、ぼくにとっては証人保護プログラムみたいなものだ。
スティーブン:スティーブ、スティーブ...ぼくらの番組は全然違う。ぼくらの仕事は違う。ぼくの仕事は、輝く個性を持つ人々をインタビューすることだ。あるいは、たまに君を。
【中略】
スティーブとスティーブン:君なんか嫌いだ!大嫌い!【泣きだす】ほんとは好きだ!大好きだ...【ハグする】
スティーブン:さみしかったよ...
スティーブ:君はいい匂いだ...
スティーブン:わかってる。どうしてぼくたち、ケンカしてるんだ?君のキャリアは素晴らしいよ!
スティーブ:君のキャリアもすごいよ。ケーブルにしては。少なくとも、ぼくらはもうスチュワートの下では働いていない...
スティーブン:そうだよ。あのアホのせいで、どんなに足を引っ張られたか...
モニターにジョンが登場:ちょっと、君たち...
ははは。
さて、明日は、もと「The Daily Show」特派員で、今やスティーブ・カレルと並ぶ映画スターになった(?)エド・ヘルムズの「ハングオーバー」を見てきます〜♪
※1:スティーブが出演している「The Office」の平均視聴者数。「コルベア・レポー」の平均視聴者数は、ケーブルとしては多いとはいえ、100万人ぐらい。(私のようにネットで見ている人を入れればもっと多いとは思いますが。)