クリスマスによせて ”Much Worse Things”
去年の番組ですが、最近BGVにしているスティーブン・コルベアのクリスマス・スペシャル「A Colbert Christmas: The Greatest Gift of All」から一曲。スティーブンとエルビス・コステロのデュエットで、良い歌です♪
A Colbert Christmas: Much Worse Things to Believe in
エルビス:批判する人もいる 懐疑的な人もいる
冷静で気難しい人は山ほどいる
この季節が感傷的で偽善的で
我々が大切にしてきた全てを、安っぽくて下品な商業主義の茶番にしていると言う人もいる
スティーブン:そう思う人がいるのは
まあわかるけど、
クリスマス精神に欠けているなあと、可哀相に思うよ
だって、スティーブンに言わせれば、こんな世の中じゃあ、
もっと悪いことを信じることだってできるんだよ。
エルビス:罪の贖い主、救い主、良い子にオモチャを配る太ったおじさん
スティーブン:もしかしたらと信じる心、見えるかもしれない希望
ツリーの下に置かれた箱の中に、すべての悲しみへの答えがあるかもしれないってこと
馬鹿馬鹿しいと思うかい?
エルビス:感傷的だと思うかい?
スティーブン:まあ、あなたはあんまり利口じゃないようだから、
二人:大目に見てあげるよ
スティーブン:漠然と理解したつもりにもならなくていいよ
二人:信じるのにもっと悪いことは山ほどある中で...
スティーブン:審判の日を信じたり、聖戦(ジハード)を信じたり、
ありとあらゆるバリエーションの、暗く悪意に満ちた神を信じたり
エルビス:お金を信じることもできる、権力を信じることもできる
科学でもいい、あと一時間ですべての惑星が滅びるって信じることもできる
スティーブン:叶わない夢を信じたり
エルビス:叶う夢を信じたり
スティーブン:そして、何も信じないこともできる。
二人:何も信じない人もいる。
でも、何も信じないなら
あなたのところには何もやって来ないかもしれない。それをどうやって防ぐんだい?
スティーブン:メリー・クリスマス、ハッピー・ニュー・イヤー
もういいかな?いろいろ忙しいんだ
まだ吊るしていない靴下があるし、
カラフルな電飾も、もっと吊るさなきゃ
エルビス:一人四重唱のクリスマス・キャロルも歌わなきゃならない
スティーブン:馬鹿だと呼んでもいい、おセンチだと呼んでもいいよ
何と呼んでもいいけど、まず「幸せ者」と呼んでほしいね
君は疑う、でも悲しい
ぼくは信じる、でも嬉しい
二人:たぶん、どっちもどっちだね
スティーブン:少なくとも、これがぼくの信じていることなんだ
二人:信じるのに、もっと悪いことはたくさんあるんだよ。
それではみなさま、Merry Christmas and/or Happy Holidays!