そして世界は安堵の息をつく

(昨日の続き)

アメリカ合衆国大統領バラク・オバマ」と言った時、ジョンはしみじみと感慨深げで、スティーブンはちょっと泣いていたような…

それも無理もなくて、ジョンはこの台詞を言うまでに、8年かかっているんですよね。

ジョンとスティーブンは2000年から大統領選挙を生放送でカバーしていているのだけど、2000年はご存知の通り接戦すぎてその日には結論が出ず、その後も延々とモメにモメて、ついには最高裁判決までいって、結局は疑惑を残したままブッシュが大統領になってしまい…

2004年はそこまではゆかなかったけど、やっぱり接戦で、放送時間中には結論が出ず、でもどうやらブッシュの勝利が濃厚で、どよーんとした空気で放送が終わり…

そして2008年、3回目にしてついに、ついにジョンは番組の中で次期大統領の名前を言うことができたのでした。しかも、望んでいた人の名前を。

でも本当は、個人的には…たとえ選挙なんかなくったって、ジョンとスティーブンが並んで座って軽口を叩きあっているところなら、何時間でも見ていたいと思う私ですが。

選挙が終わって、明日から何をすればいいの?とパニクる特派員たち

http://www.thedailyshow.com/video/index.jhtml?videoId=209529&title=indecision-2008-americas-choice

ジェイソン・ジョーンズ:おれたちは2年間選挙の取材ばかりやってきた…子供の誕生も見逃したのに!

サマンサ・ビー:何?私たち、子供が生まれたの?

ジョン・オリバー:ぼくは2年間英国に帰ってないのに!誰かぼくのネコたちにエサをやってくれているだろうか?「ミャ〜ガレット・サッチャー」はおなかをすかせていないだろうか?

ロブ・リグル:これが、ブッシュ政権が終わった世界か…

ティーブン・コルベア:でも、あと2ヶ月半はまだブッシュが大統領なんだけど。

Well done, America! (...but it's about time. Really.)