オブライアンページ更新のお知らせ(20巻4章)

右のリンク集、「マスター・アンド・コマンダー…」からどうぞ。

2003年ロンドン「マスター・アンド・コマンダー」旅行秘蔵写真シリーズ(3)

マスター・アンド・コマンダー」を見た映画館レスター・スクウェア・オデオン(その3)

<以下は、オブライアンに関係あるようなないような話>

昨日、英国のブレア元首相が「The Daily Show」に来たとき、ブレア氏が「民主主義の国同士が戦争したことはない」と言ったのに対して、ジョン・スチュワートは「イギリスとアルゼンチンは?(フォークランド紛争)」と言い返して、ブレア氏に「当時アルゼンチンは軍事独裁政権だった」と返されていました。たしかにこれはジョンの間違いで、この時はブレア氏が一点勝ちだったのですが…(でも、このインタビューでブレアが「勝った」のは、多分このやりとりだけ。)

私は思わず、「ジョン、それじゃなくて、1812年米英戦争を挙げるんだ!」と応援(?)したくなりました。1812年米英戦争は、オーブリー・マチュリンでは6巻で開戦しています。ジャックとスティーブンが米軍の捕虜になったこともあったね。いや、私だってオブライアンを読んでいなければ、この戦争のことなんか知りはしなかったのですけど。

あ…でもブレアさんは「植民地主義の時代の英国は民主主義とはいえない」と予防線を張っていたから、やっぱりだめか。うーん、やっぱりブレアは馬鹿じゃないから、ちゃんとチェックしてからこのセオリーを持ち出しているよなあ。Damn!

でも、「民主主義の国同士が戦った事はない」というのはつまり、「常に民主主義の国の方が正義」「全ての戦争は正義と悪の戦い」と言いたいみたいで…なんか危険な考え方っぽくて、いやだなあ。