先週の「The Daily Show with Jon Stewart」&「The Colbert Report
デイリーショーとコルベア・レポー(ト)は、今週から2週間のお休み…寂しいなあ。
というわけで(?)またしてもとりとめない長文失礼します。
6/23(月)
The Daily Show with Jon Stewart 2008/6/23
ゲストはジェームス・マカヴォイ。新作「Wanted」のプロモーション中。
ジョンがアクション映画をこんなに褒めるなんて珍しい。面白そうだけど、日本公開は…ああ、9月か。マシな方ですね。(でも、ここで言わずにいられないんだけど…韓国では今週末からもうやってるのよ。)
マカヴォイには女性のファンが多いという話
スチュワート:番組の最初に、『今日のゲストはジェームス・マカヴォイ』と言ったら…【観客歓声】…トーンの低い声は混じってないだろう?
マカヴォイ:ぼくにはタマのあるファンはいないってこと?
スチュワート:ここはニューヨークだから、女性の30%以上にはタマがあるよ。
スチュワート:ニューヨークは楽しんでる?
マカヴォイ:ヤンキー・スタジアムに行ったよ。楽しかった。ビールを飲んで、フィラデルフィア風チーズステーキ・サンドイッチを食べて…
スチュワート:試合をやっていたのには気がついた?
マカヴォイ:アメリカのスポーツっていうのは楽しいなあと思ったんだ。英国では、スポーツ観戦というのは血腥いことになることが多いし、アルコールも禁止だからね。
スチュワート:アメリカではスポーツってのは、ピクニックをする言い訳だと思ってる?
彼は29歳だって。若いなあ。英国人の俳優って、例外なくユーモアのセンスがあるなあ。前に出ていたコリン・ファースも面白かった。
「Moment of Zen」は、先週(ティム・ラサート)に続いてまたも追悼、ジョンが「ぼくの個人的ヒーロー」と呼ぶ、コメディアンのジョージ・カーリン。
The Daily Show with Jon Stewart 2008/6/23
スチュワート:ぼくたちが必要な人たちが去ってゆくのには、ほんとうにうんざりしてきた。
1992年、スタンダップ・コミックで湾岸戦争について語っているジョージ・カーリン。
カーリン:ペルシャ湾岸で何が起こったか知りたければ、この戦争をあやつっている二人の男の名前を憶えておいてくれ。ディック・チェイニーと、コリン・パウエルだ。
ジョージ・カーリンのことは私は何も知らないのですが...過去3回「The Daily Show」にゲストで来た時のクリップをみて、彼の作品を見てみたいと思いました。
http://www.thedailyshow.com/tagSearchResults.jhtml?term=generic_tag_george_carlin&itemId=108650
同日のコルベア・レポー(ト)
6月21日は一周年記念。何の一周年かと言うと、去年スティーブンが手首を骨折してから一周年なのです。
今はすっかり治ってよかった…と思ったら、スティーブン、その顔はいったいどうしたの。
毎年この時期になると怪我するのが恒例なのか?
スティーブンは怪我の原因をはっきり言わないので、いろいろ憶測が飛び交っています。熊と格闘したとか、ローラ・ブッシュとエレベーターで鉢合わせしたとか(笑)。
現実的なところでは、眼鏡をかけている人が車のエアバッグに顔をぶつけるとああいう傷ができるという話。とにかく、二週間休みがあってよかったね。お大事に…
6/24(火)
The Daily Show with Jon Stewart 2008/6/24
マケイン候補のアドバイザーが「フォーチュン」誌のインタビューで口をすべらせた(?)、「再びテロリストの攻撃があったら(選挙で)共和党が有利になる」という言葉を解析するジョン。
「なぜテロリスト攻撃が共和党に有利になるか?実は単純なことだ。テロリスト攻撃(Terror Attack)に、選挙(Election)を足すと共和党(Republican)となる。これはなぜか?説明しよう。まず、Rを解く必要がある。まず、共和党政権の7年半を加え、戦争の5年を掛けて、それが国(Nation)を分割して、カトリーナにおける災害対策の無能な(Incompetent)対応を足して、消滅した家の価値を引いて、ガソリン価格の二乗をプラスして、イラク戦争がテロリスト志願者を増やした分に拷問を掛けて、アフガニスタンに使えた財源と、ビン・ラディンを捕まえるのに使えた財源をマイナスして、チェイニーを繰り上げて…」→【爆発!】→(すべてを星条旗が覆い隠して、「気にしない!」となる)
左利きだと黒板に書きにくそうですね。でも、ジョンってなんとなく「先生」が似合うと思う。(<言いたいことはそれだけか)
(つづく)