今日は長い日記を書いたのですが

テキストファイルが消えてしまいました(笑)。ので、内容をざっと思い出しつつ…

・よそのブログの映画「ミスト」の感想を読んでいて、ミセス・カーモディ(宗教オバサン)が「ユダヤの神が…」と言った台詞があったことから、彼女がユダヤ教徒だと勘違いしているらしい人がいて「ええええーーー?!」と思ったということ。

もちろんキリスト教徒ですよ彼女は。新約聖書の黙示録を引用して、世界の終末がどうたらイナゴがこうたら言ってたじゃないですか。(ユダヤの神というのは、旧約聖書に出てくる言い方で、旧約聖書ユダヤ教と共通ですから…)スティーブン・キングを読む(見る)のに、ここまでキリスト教の知識が皆無じゃ厳しいなあ。特にこの作品は、キリスト教的背景を抜きには語れないと思うのですが…

・それで、大学の時(アメリカ文化を専攻していたんですが)「アメリカのエスニック・グループ」というゼミでユダヤ系についてペーパーを書こうとしたけど、日本に入ってきているユダヤ系に関する本が(翻訳でも、洋書屋さんでも)まったくなかったので苦労したことを思い出した。それが、「ユダヤ人の陰謀」という類のトンデモ本は山のようにあって、頭がクラクラしました。

洋書を読めばいいんですが、当時はネットがなかったので、ネットがないとアメリカでどういう本が出ているか調べることも難しかったのです。

・それに比べれば、今はインターネットのおかげで調べものが楽でいいなあ、ということ。最近また、ユダヤ文化について英語の資料を読んだりしてます。もちろん動機はミーハーなんですけど(照)

・ついでに、「ミスト」でミセス・カーモディが「神を笑いものにした報いが…」とかなんとか言ったとき、ああ、ここにスティーブン・コルベアがいたらまっさきに生贄にされちゃうなあ、とか思ったということ(笑)。彼がデイリーショー時代にやっていた、「This Week in God(今週の神様)」という宗教ネタのコーナーが抱腹絶倒だったんですよ。もちろんスティーブンはあれでも敬虔なカトリックで、日曜学校の先生なんですけど。敬虔さとユーモアのセンスは両立するという生きた証明ですね、スティーブンは。