今週のThe Colbert Report

私は「コルベア・レポート」と書いていましたが、ほんとうは「コルベーァ・レポーァ」と(なぜか)フランス語風に発音するのが正しいのです。

で、その「コルベア・レポー(ト)」ですが、先週はいろいろと話題を集めていました。中でも、5日の「韓国のスターRainとのダンス対決」

ティーブンは2006年にTIME誌の「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれたのですが、2007年の同企画のネット投票では(注:ネット投票の結果がそのまま記事になるわけではないのですが)、Rainに負けて2位でした。それで、スティーブンはRainに勝手にライバル意識を燃やすようになり、韓国語でミュージック・ビデオを作ってしまった、という話があって…

http://www.comedycentral.com/colbertreport/videos.jhtml?videoId=86679

かわいい。(しかし、これってちゃんとした韓国語なのかな。私はわからないのですが)

ティーブンはRainに「ダンスで決着をつけよう」と挑戦していたのですが、それがなぜか真夜中のダンス・ダンス・レボリューション対決になるとは…

http://www.comedycentral.com/colbertreport/videos.jhtml?videoId=156555

これも面白かったのですが、個人的には8日の宇宙からの中継のほうが面白かったな。

http://www.comedycentral.com/colbertreport/videos.jhtml?videoId=167610

「ザマ見ろ、ジョン・スチュワート!宇宙と話してるぞ!」

宇宙飛行士の人が「コルベア・ネイション(Colbert Nation)」の国民(スティーブンのファンということ)で、なんと宇宙からの生中継。画面下の場所の表示が「NEW YORK」と、最初「SPACE(宇宙)」だったのが途中で「SPACE!」になり、さらに「OMG!(<Oh My God!の意味)SPACE!」になっているのが可笑しい。

宇宙飛行士さんが、音声のギャップのせいでちょっと遅れて笑うのがかわいい。

コルベア:宇宙で笑うのって楽しそうだね。そのまま宙返りもできそうだ。

ティーブンは宇宙と話していることに、宇宙飛行士さんは憧れのスターと話していることに、お互いにはしゃいでいる感じなのがかわいかったのです。

かわいいといえば、5日の「Toss」もかわいかった。(いや、やっぱりスティーブンの話だけでは寂しいので…あ、「Toss」というのは、The Daily Showの最後のところでジョンとスティーブンがちょっと会話するコーナーのことですが)

注:元ネタはオバマさんとライト牧師の話↓
http://www.asahi.com/international/update/0430/TKY200804300122.html

http://www.thedailyshow.com/video/index.jhtml?videoId=167645&title=daily/colbert-renunciation

コルベア:ジョン、ぼくたちのことだけど…
スチュワート:ぼくたちの、何?
コルベア:君とぼくとは、ブログではいつも一緒に語られている。「スティーブン&ジョン・コルベ-アート」…みたいに。で、君とは縁を切ることにした。
スチュワート:何だって?
コルベア:君との関係はもはや政治的にプラスにならない。どのみち、君はあまりいい牧師じゃなかったし。
スチュワート:ぼくがいつ君の牧師だったって?第一、ぼくは公式にユダヤ教徒なんだけど!
コルベア:ほら、牧師がそういう発言をするなんて!いつも、ハヌカがどうしたの、ゲフィルテがこうしたの…
(<このへんでもうほとんど「素」になっている)
スチュワート:え、もう一度言ってみて。Gefilteの発音はもっとこう…

なんか、この二人普段からこういう会話をしているんじゃないかと思われるところが微笑ましくて、わたしのファンガール心がほのぼのと温められてしまったのでした(笑)。