関連ニュース、というか…

最近、"Jon Stewart"でGoogleのブログ検索するのがクセになっているんですが、そうすると面白いニュースがひっかかったりするんですよ。

大統領選挙の話に比べたら、ネットでもあまり大きく扱われてはいないんですが…私が妙に面白い(かなりイタい意味でですが)と思ったニュース。

http://thinkprogress.org/2008/04/22/ashcroft-torture-stewart/
元司法長官ジョン・アッシュクロフトは語る『ウォーターボーディングはジョン・スチュワートにインタビューされるようなもの』

ジョン・アッシュクロフトは2004年までブッシュ政権の司法長官だった人。悪名高い「愛国者法」(当局が令状なしで電話の盗聴やEメールの解読ができるという法律)を通した張本人の一人であり、また「ウォーターボーディング」をはじめとする「拡張型尋問方法」を規定し認可した「委員会」の一員だったことが最近明らかになっています。

The Daily Show with Jon Stewart 2008/4/15

で、上の記事は、アッシュクロフトさんがセント・ジョン大学というところで講演したという話。つまり、「ウォーターボーディング」がいかに「拷問とはいえない」か、ということを強調したいらしいのですけど…

昨日、元司法長官ジョン・アッシュクロフトはセント・ジョン大学で「困難な時代のリーダーシップ」について講演した。スピーチの中で、アッシュクロフトはイラク戦争、盗聴、尋問などに関するブッシュ政権の政策を熱心に弁護した。その中で、彼はウォーターボーディングについて『ジョーク』を飛ばし、この拷問は『ジョン・スチュワートにインタビューされるようなもの』と語った。

「高校のダンスパーティに行って、うるさい音楽を聞かなければならないことは私にとっては『拷問』です。一度『The Daily Show』に出たことがあって、ジョン・スチュワートにインタビューされましたが、あれも『拷問』でした。」

…マジデスカ?あ、いや、ジョークのつもりなのは分かりますけど…拷問を合法化した張本人(のひとり)がこんなこと言うなんて…イタすぎる。

アッシュクロフト氏がThe Daily Showに出た時のビデオはこちら

The Daily Show with Jon Stewart 2006/10/18
たしかにかなり厳しい質問をしてますが…これが拷問?

(以下訂正)下は翌日、別の大学(Knox College)でのアッシュクロフト氏の講演に出席した学生のブログ
(先ほど、これを同一大学と勘違いして投稿してしまいましたが…訂正です。)

http://www.dailykos.com/storyonly/2008/4/23/04046/3938

このノックス・カレッジというところは、数年前にスティーブン・コルベアが卒業講演したこともあるぐらいリベラルな気風のようで、当然ながらこの講演は、アッシュクロフトに抗議するビラがあちこちに貼られ、学生が「ウォーターボーディング」のデモンストレーションで抗議するという中で行われたようで…このブログを書いた女子学生は、質疑応答のコーナーでウォーターボーディングに関するよく準備された鋭い質問をして、アッシュクロフトさんは完全にキレていた…ということです。

このブログの通りだとすると、なかなか天晴れだなあ。これの映像が見たい。デイリーショーで取り上げてくれないかしら。