Gleeベスト&ワースト
http://www.televisionwithoutpity.com/show/glee/glee_the_shows_worst_musical_m.php
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Television without Pityで、Gleeの「ミュージカルシーン・ワーストテン」を選んでます。
ほとんどは、私は「えー、悪くなかったと思うけど...」ですけど、同感なのもあります。特に、ろう学校のGlee部が「Imagine」を歌ってるのにマッキンリー高校の連中が入ってっちゃってよかったのか?とか、フィンがクインの両親の前でクインに「You're Having My Baby」を歌うのはいくらなんでもアホすぎやろ、とか。
これに対抗...するわけじゃないんですが、前半13話の中で、私が特にお気に入りのミュージカルシーンを...(ベスト10までは面倒なので、ベスト5で。)
5位 Papa Don't Preach (11話)by クイン
上のリンクではワーストに挙がっているのですが、私はクインが今まで歌った中では一番いいと思う。彼女の状況に、あまりにそのまんまな歌なのですが、それをしれーっとして、小さい男の子たちの前で、オネエサマの色気もたっぷりに歌うところが彼女らしくていい。
上の記事→「この夜、3人の少年は同時に思春期に突入しただろう」(笑)でも、クレヨンしんちゃんの例を出すまでもなく、小さい男の子だってキレイなおねえさんが好きなものよね。
「妊娠しちゃった10代の娘」ってところでは同じなのですが、マドンナの歌の歌詞はいかにも労働者階級のイタリア系の親子の話って感じで、どちらかと言うと「パパ」はブチ切れて娘を殴った後、相手の男を銃で脅して引っ張ってきてすぐ結婚しないと殺す、とか騒いだ後、結局は娘を許しそうな感じなのですが...クインの父親は冷たく「家を出ていけ」って言うのよねえ。どうも理解できない。まあ、グレン・ベックを見ているような親じゃしょうがないか。
理解できないって言えば、クインが会長をやっている「純潔クラブ」っていうのも、どうもキモチ悪いのですが。ああいうのもアメリカの一面なのかなあ。
4位 Defying Gravity (9話) by レイチェル&カート
レイチェルとカートが「歌姫対決」で歌う「Wicked」のナンバー。
この歌には、レイチェルやカートに負けず私も思い入れがあるのですが。(このエントリー参照)
レイチェルの方が歌は上手いし声もこの歌に合っているけど、なんといってもここはカートの歌に感動。なぜなら、ここで性別という「重力」に逆らおうとしているのは、カートの方だから。
とりわけ印象に残る歌って、歌唱そのものが上手いということより(というか、それに加えて)、キャラクターやストーリーに絶妙に合っているものなんですよね。そういうところ、やっぱり、ミュージカルだからね。
続きは明日。