2008年ベストテン 7〜5位

7位 ラースと、その彼女(感想:2009年1月19日のエントリー)

この映画についてはこの間書いたばかりなので省略しますが、ひとつだけ。

ラースがお医者さんに「ハグされると痛い」と言うシーンがあるのですが…あれはラースには感覚過敏があるってことなのかな?それとも、「精神的なもの」ってことになっているのでしょうか?そのへんが、映画の最後までどうもはっきりしなかったのが気になっていたのでした。

6位 魔法にかけられて(感想:2008年3月10日のエントリー)

観たいと思った映画が、日本公開まで4ヶ月も5ヶ月も待たされてしまうと、その間に私は「勝手に内容を想像して脳内映画を作ってしまう」という悪い癖が出てしまうことがあって…こういうことをすると、いざ観たときに、映画はちゃんと良くできているのに、勝手に「脳内の理想の映画」と比べてがっかりしてしまう多いのです。ほんと、こんなに待たせないで欲しいのですけどね、マジで。

この映画についても、ちょっとその傾向があったのですけど。でも、公平に観れば十分に良くできた映画だと思います。なのでこの位置。

ちなみに、私の脳内映画をちょっと告白すると…

予告編から見て、ジゼル姫と現代ニューヨーカーのパトリック・デンプシーが結ばれることは間違いないから、アニメの世界からジゼルを追ってくる王子様の方は、現代ニューヨーカーの女性と結ばれるに違いない。そのニューヨーカー女性はきっと弁護士で、バリバリのキャリアウーマンで超現実的で容赦なく有能なタイプ。でも実は隠れロマンチストで、家には昔の恋愛映画やディズニー映画のDVDをたくさん隠し持っていて、夜中に一人で見ては泣いていたりする。で、理想の王子様と出会って一目惚れ、二人でアニメの世界に行って、彼女は弁護士てとしての弁舌を発揮して王子様の敵を追放、彼を無事に王様の地位につけて結婚してめでたしめでたし、とか…

なんかこの想像、微妙に部分的に当たっていたりしたので(笑)、それがまたフクザツだったのです。

5位 スウィーニー・トッド フリート街悪魔の理髪師(感想:2008年1月24日のエントリー)

この映画のスウィーニー・トッド役、ラッセルが演じるかも?ってことで噂になったこともありましたね。結局、ティム.バートンが監督になったことで必然的に(?)ジョニー.デップになったのですけど…舞台の画像を見ると、従来の舞台版のイメージにはラッセルの方がずっと近いですね。

ティム.バートンは舞台版とはかなり違ったイメージのビジュアルを打ち出していて、それは成功しているのですけど、ラッセル版もちょっと見てみたかった気もします。

ちなみに、歌の実力という点ではラッセルとジョニーは似たりよったり、どんぐりの背比べってとこだと思います(笑)。